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#42

新春5時間スペシャル 古都の四季物語

今回は、2018年の幕を開ける新春スペシャルとして、京都の一年を歳時記として紹介していく5時間番組。まずは、雅な空気が漂う古都の正月。年始にぜひ訪れたい「清水寺」では、戌年にちなんで「狛犬」に込められた思いにふれ、祇園を見守る「八坂神社」で幸せな年を祈願します。老舗料亭「菊乃井」では、華やかな正月料理や、白味噌と丸餅を使った伝統のお雑煮に舌鼓。和装小物の店「井澤屋」では、芸舞妓さんに喜ばれるお正月の風習を知ります。さらに、世界遺産「天龍寺」の総長から、芝翫さんに有難い言葉を授けて頂き、華道界のプリンス・未生流笹岡の家元には、新春をイメージした作品を特別に生けて頂きます。また、「大原三千院」の雪景色に秘められた物語と出会い、名店「大市」のすっぽん鍋や、「奥丹清水」の湯豆腐で体を芯から温めるのです。そして春。まずは「北野天満宮」の菅原道真ゆかりの美しい梅。そして、「仁和寺」境内の名高い桜を、ドローン映像でたっぷりとお届け。もちろん、「醍醐寺」をはじめとする桜の名所を、それぞれの歴史とともに紹介していきます。また、芸舞妓さんによる春の風物詩「都をどり」も鑑賞します。さらに初夏から夏へ。上賀茂神社と下鴨神社の例祭「葵祭」に秘められた、都誕生の歴史を紐解きます。そして鴨川沿いを歩きながら「納涼床」で涼を求め、「鞍馬神社」「貴船神社」では芝翫さん親子が牛若丸と天狗の伝説と対面。お盆は「五山の送り火」や「平等院鳳凰堂」で極楽浄土と天国・地獄に思いを馳せます。色づく秋は、「嵐山」「嵯峨野」などで、平安貴族たちも楽しんだ紅葉めぐり。そして年末の風物詩として、「東寺」で年末に開かれる行事「終い弘法」や、「清水寺の雪景色」とともに一年を振り返るのです。折々に、京都では何が行われ、どんな風景やどんな食べ物が愛されるのか? 季節感あふれる「風情ただよう映像」と、その背景にある「古都ならではの歴史と文化」を丁寧に織り込みつつ、ゆったりとお届けします。