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古都が染まる紅葉名所10選(前編)
古都が染まる紅葉名所10選(後編)

京都が一年の中で最も美しいと言われる季節、それは、秋。理由は古都を染め尽くすような紅葉にあります。今回は、深まる秋に行くべき紅葉の名所を10か所厳選してお届けする2時間。名所をともに巡るのは、京都を撮り続けてきた写真家の北奥耕一郎さん。ファインダー越しに京都を見つめてきた北奥さんだからこそ知る絶景スポットから、誰でも上手に紅葉を簡単に撮れるテクニックも教えていただきます。
まずは東福寺の紅葉へ。京都最大級とも言われる伽藍を誇るこの寺院には約2000本の楓があると言われています。なぜこれほどの楓があり、紅葉の名所となったのか、そこにはある歴史秘話が伝えられていました。このお寺の紅葉絶景スポットと言えば臥雲橋と通天橋が有名ですが、写真家の北奥さんが知られざる絶景スポットを特別に紹介してくれます。そこはいったい?
続いて文豪・谷崎潤一郎が愛したという古刹、曼殊院へ。高い美意識がそこかしこに施されているこちらで、谷崎が魅せられたものとはいったい何だったのでしょうか。そして、谷崎も愛でたであろう美しい紅葉をご紹介します。
また、ハイシーズンになると紅葉美しい小倉山へも足を延ばします。秋の京都で絶対に訪れたい場所の一つなのですが、なぜ秋と言えば小倉山とも言われるようになったのでしょうか。
さらに紅葉の中に侘び寂びを感じに高山寺へ。古くから紅葉の名所と知られる、ひっそりとした山寺で訪ねる人を出迎えてくれるのは、鳥獣人物戯画。このお寺では、枯れゆく美学を体感できる紅葉があるといいます。
さらに秋の醍醐味を感じさせる、紅葉の数々を一挙にご紹介!京都を訪ね続けたこの番組が撮り貯めた、ぜひ皆さんにご覧頂きたい古都が誇る秋の絶景の数々。歴史や文学の舞台となった紅葉だけでなく、京菓子に形を変えた紅葉を目で愛で舌でも味わい尽くします。今すぐにでも行きたくなるような京都の秋を存分にご紹介します。どうぞお楽しみに!