玄関やキッチン、リビングなど、さまざまなところで、壁面に傷をつけることなく、ディスプレイや収納のスペースを作ることができる「ディアウォール」。ディアウォールとは、２つで1組になったパーツで、市販の２×４材の上下にはめ込むと、突っ張り棒のように活用できるというアイテム。取り付けも簡単で、広さに応じた自由自在な使い方ができると人気を集めているんだとか。今回はそんな、お部屋に合わせた、さまざまなディアウォールのアレンジを実践していきます。
まずは1組のディアウォールと１枚の２×４材を使って、玄関をアレンジ。取り付けたい場所の天井から床までの長さを測り、ディアウォールの厚さ４５ｍｍをマイナスした長さにカットするのがポイントです。ディアウォールをはめた木材を壁に水平に設置し、フックをつければ、帽子やバッグ、小物類などを掛けることができるスペースの完成。木材は場所のイメージに合わせて、好きな色にペイントすることも可能。例えばキッチンなら、ラップや調理器具、ミトンなどを掛けて使うのもおすすめです。
続いては、2組のディアウォールと2枚の２×４材を使った棚作りにチャレンジ。木材を、壁と垂直に設置して、好きな間隔で棚板を渡せば、ちょっとした収納スペースに。キッチンならスパイスや保存容器を並べて、リビングならテレビを囲むように取り付けて、ディスプレイスペースとしても使えます。
さらに広い壁面部分を活用して、ちょっとした壁の模様替えにも挑戦。ディアウォールを使い、２枚の２×４材を設置したら、その幅に合わせた長さの横板を取り付けていきます。木材に塗料で色を塗ると、お部屋の雰囲気も大きく変化させることができます。板を設置したら、そこにメッシュパネルやフック、飾り棚などを配置し、個性あふれるインテリアに仕上がりました。
ディアウォールを使って、お部屋のさまざまなアレンジを実践しながら、坂下さんも、その魅力を実感。彼女が見つけた自分らしい暮らしの喜びとは…？日常生活を豊かに、ハッピーにしてくれる、アイデア満載でお届けします。