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#8

心地よくもてなす 家のお手入れ

【出演】有賀照枝(ハウスキーピングコーディネーター) 

夏休みやお盆など、来客が多くなる時期は、普段より家をきれいにして、訪れる人を心地よくもてなしたいもの。そんな、ちょっとした心遣いをプラスした、お宅のお手入れのアイデアを、ハウスキーピングコーディネーターとして幅広く活躍する、有賀照枝さんに教えてもらいます。
ポイントは「お客様目線」。まずは、家の第一印象を決める大切な場所、玄関からお掃除していきます。夏場は、水を使ってモップでさっぱりと拭きあげるのがおすすめ。階段は、きれいにした場所を踏まないように、上から下へ、普段見逃しがちな側面も丁寧に拭いていきます。
そして、水回りにも、おもてなしのひと工夫を。来客用には、ハンドタオルを数本まとめてかごに入れ、洗面台の横に。宿泊者には、バスタオルやフェイスタオル、歯ブラシ、コップなどを一つのかごにまとめて、自由に使えるスペースを作っておくと喜ばれます。浴室で特に気になるのはカビ対策。ポイントは、温度を下げて水気を残さないこと。お風呂から上がる時には、壁全体に冷水をかけて、その後にきちんと水分を取っておきましょう。天井や鏡も、専用のツールを使うと、楽にお手入れすることができるといいます。
来客を迎えるリビングも、丁寧にお掃除したい場所。ポイントは、風向きをきちんと確認すること。窓を開けて、ほこりが逆戻りしないように、風上から風下へときれいにしていきます。加えて、高い所から低い所へお掃除するのが効率的なんだとか。カーテンレール等や、壁、はばきなど、普段目につかないところも忘れずに。特に目につく床は、水拭きをしたあと、仕上げにワックスシートを使って磨き上げれば、さらに美しく。
訪れる人への心遣いにあふれた、さまざまなアドバイスを実践しながら、坂下さんも、その大切さを実感。彼女が見つけた自分らしい暮らしの喜びとは…?日常生活を豊かに、ハッピーにしてくれる、アイデア満載でお届けします。