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#7

ひと味違う!バーベキュー

【出演】高松美里(アウトドア料理研究家/フードスタイリスト)

外の風を感じながら、豪快に料理を味わうバーベキュー。普段の楽しみ方に、ちょっとしたアイデアをプラスして、ワンランクアップする方法を、アウトドア料理研究家として幅広く活躍する、高松美里さんに教えてもらいます。
まずは下ごしらえにひと工夫。バーベキュー定番のお肉も、かたまり肉を使って、ぜいたくな味わいに。あらかじめ玉ねぎ、ニンニク、白ワインを合わせて漬け込んでおくと、いつもとは違うグリルに仕上がります。さらにクリームチーズに混ぜるだけの、ドライフルーツとアンチョビ2種類のディップは、バゲットに合わせれば、ちょっとおしゃれなバーベキューのアクセントに。
たくさんの荷物を運ぶ時は、アウトドアワゴンを使って。クーラーバッグなどの箱ものは横に、イスなどの長いものは、立てて入れるのがポイントだとか。そして、バーベキューの場所に着いたら、日差しをさえぎるタープを立てて、ゆったり座れるイスを置くと、リラックスできる快適なスペースができあがります。食事をする時も、テーブルとイスをセッティングして、上にテーブルクロスとランチョンマットを敷けば、上質な雰囲気で、ゆったりとくつろげます。 バーベキューコンロにも、ひと手間プラスのアイデアを。炭を入れる前に、厚手のアルミホイルで覆っておくと、最後はアルミホイルごと捨てることができて、後片付けも簡単なんだとか。
炭が起きて、いよいよバーベキューを始める準備は完了。まずは漬け込んでおいたかたまり肉のグリルから。側面をこんがり焼いたら、しばらく置いて余熱で火を通します。さらに、燻製(くんせい)作りにも挑戦。ナッツやドライフルーツ、ベーコン、チーズなど、水分の少ない食材が、簡単に作ることができて、おすすめだといいます。
そして、燻製(くんせい)ができあがるまでの間に、もうひと品。魚介類をふんだんに使ったアクアパッツァは、パエリア鍋に鯛やムール貝を入れて一気に煮込むだけ。バーベキューに取り入れたい簡単で豪華なレシピは、テーブルをさらに華やかにしてくれます。
出来上がった料理を盛りつけるのは、普段使っているお気に入りの食器たち。かたまり肉のグリルやバケット、燻製(くんせい)などは、カッティングボードやウッドプレートの上に盛りつければ、ナチュラルな雰囲気がアウトドアにマッチします。
いつもとはちょっと変わった、ランクアップのバーベキューを実践しながら、坂下さんも、その魅力や楽しさを実感。彼女が見つけた自分らしい暮らしの喜びとは…?日常生活を豊かに、ハッピーにしてくれる、アイデア満載でお届けします。