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番組概要
令和元年 長崎くんち 奉納踊り中継
【放送日時】2019年10月7日(月)あさ6:30~9:30
国指定重要無形民俗文化財「長崎くんち」前日(まえび)奉納踊りの模様を長崎市の諏訪神社から生中継でお伝えします。
諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」とは。
鎖国時代もオランダや中国と交易を続けた国際都市・長崎。
長崎くんちはそんな異国情緒あふれる街で385年続く諏訪神社の秋の大祭。
神輿が港の御旅所に下る前、境内の石畳で披露される奉納踊りは、和風、中国風、オランダ風の出し物がその出来映えを競い合い、正に絢爛豪華な歴史絵巻です。
踊りを奉納する「踊町(おどりちょう)」は現在四十三カ町。7つの組に分かれ各組7年に一度の出場。今年は五ヵ町が伝統の出し物を披露します。
和・華・蘭がそろった五カ町 トリは籠町の「龍踊(じゃおどり)」
和風、中国風(華)、オランダ風(蘭)が混ぜ合わさった和華蘭(わからん)文化が長崎の持ち味。今年の踊町と出し物も和華蘭長崎そのものです。
【踊町と出し物】
今博多町「本踊」、魚の町「川船」、玉園町「獅子踊」、江戸町「オランダ船」、籠町「龍踊」。トリを取る龍踊は300年以上の歴史がある、長崎くんちを代表する奉納踊りです。
全長20メートル、総重量150キログラム、鱗の数は大小8000枚という龍体(じゃたい)を1名の「宝珠衆」と10名の「龍衆」の計11名がまるで生きているかのように勇壮に操ります。
実 況:佐藤綾子(NCCアナウンサー)
解 説:江頭 響(NCCくんち解説者)