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#317

「平笠裸参り」

1月8日、岩手県八幡平市の宮田神社に白装束の女性が集いました。無病息災や家内安全、五穀豊穣などを祈願しながら極寒の中8キロを練りあくる「平笠裸参り」です。始まりは江戸時代中期、岩手山が噴火した際に、それを鎮めるために男たちが練り歩いたことでした。その当時は女人禁制でしたが、昭和10年代に男たちの多くが太平洋戦争に駆り出されると、無事を祈る女たちが歩くようになり、今にいたるそうです。