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#263

「破魔投げ大会」

成人の日の1月8日、噴煙を上げる活火山・桜島を望む鹿児島市では800年続くとされる伝統の「破魔投げ」の大会が開かれ、子どもから大人まで約130人が集いました。「破魔」とは直径6センチの木の円板のこと、それを「ボット」と呼ばれる木の棒で打ち合う競技、5人が1チームとなり得点を競います。薩摩の「郷中教育」を受け継ぐものとされており、江戸時代には武士の子どもたちの遊びとして盛んに行われていました。