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#250

「幻のキャベツ」

群馬県嬬恋村の畑で、まだ暗い午前3時半に農家のトラクターが動いていました。朝露を纏い集ったのは、柔らかくて甘い「まぼろしのキャベツ」と呼ばれる品種の収穫です。夜明けまでかかり、およそ千個のキャベツを収穫し、出荷しました。朝9時になると、地元の直売所にはこのキャベツを求めて、東京や大阪からのお客さんが集いました。とれたてを千切りにしたり、刻んでメンチカツに練りこんだり、高原の美味しい恵みです。