バックナンバー

#130

「幻のむらさき麦」

東海道の宿場町があった愛知県岡崎市の藤川で、ちょっと不思議な麦が作られていました。江戸時代に盛んに栽培されていた大麦「むささき麦」です。一時は作る人がいなくなり廃れた幻の麦を、地域の特産品にしようと地元の人たちが復活させ、栽培しているのです。6月上旬、麦畑に幼稚園の子どもたちが集いました。むらさき麦の収穫体験です。むらさき麦を通して、地域の誇りと愛着が次の世代へと受け継がれていきます。