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#104

「針供養」

12月8日、若者の街として知られる東京・下北沢の古刹・森巌寺で、針供養が行われました。使わなくなった裁縫針を持ち寄り、豆腐に刺して供養してもらう行事です。朝から針をもった人々が集っていました。午後1時半、僧侶たちが境内を歩き、法要が始まりました。裁縫の神様とされる淡島大明神に、針の供養と裁縫の上達を祈願します。江戸時代から続く針供養、供養した針はすべて石棺に納められています。