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#91

「二十世紀梨」

奈良県の大淀町は、梨の一大産地、梨農家が42軒も集まっています。9月中旬、二十世紀梨が収穫のピークを迎えていました。流通量の多い豊水や幸水などが赤梨と呼ばれるのに対し、二十世紀梨は青梨と呼ばれ、収穫のタイミングの見極めが難しいといいます。緑色に薄い黄色が現れてきたら収穫のサインです。明治21(1888)年に発見された二十世紀梨は、120年以上経った21世紀の今も、梨の園に集っています。
 
撮影協力:中元梨園