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#55

「通し矢」

1月13日の成人の日を前に、京都市東山区の三十三間堂に、振り袖にはかま姿の女性や道着姿の男性が集いました。新成人が弓の腕前を競う恒例の行事「通し矢」です。今年で70回目を迎えました。新成人たちは、60m先にある直径1mの的を狙って矢を放ちます。江戸時代、全国から集まった武士が、一日に何本矢を通したかを競ったのが始まりといわれています。今年は、およそ1600人の新成人が集いました。