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#51

「冬至の柚子」

京都市の郊外、右京区水尾は、柚子の里として知られる山里。鎌倉時代に花園天皇が植えたとされる水尾の柚子は、寒暖の差が大きい山間の斜面で育つので、味も香りも優れているのだそうです。
11月〜3月の間、地元の8軒の農家で柚子風呂とトリ鍋のおもてなしを体験できます。冬至の柚子風呂は、体が温まるだけではなく、邪気が払われ、運気が上昇すると言われています。心と体を温めに、京都の山里に多くの旅人が集います。