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#33

「大蛇と幼児たち」

福岡県大牟田市の街を、7月下旬、高さ5メートルの大蛇を乗せた山車が、太鼓や鉦を鳴らしながら、練り歩きました。恒例の「大蛇山まつり」です。
呼び物は、小さな子どもたちの頭を、大蛇が大きな口を開けて、噛むようにする「かませ」です。子どもの1年間の無病息災を願う行事です。
幼児も噛まれ、泣けば、より元気になるとも言われます。
今年は2日間で、19台の大蛇が練り歩き、たくさんの子どもたちが、噛まれに集いました。