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北村真吾(東京コルクプロジェクト代表)

10月21日(水)、22日(木)の放送は、ごご5:56よりお送りいたします。

ワインボトルなどに使われているコルク栓。日本では育ちにくいコルク樫という木の、皮の部分が原料です。産出国のポルトガルやスペインでは、その皮を木が枯れないように部分的に採取し、9年ほどの歳月をかけて再生させています。そんな貴重なコルク栓ですが、東京都だけで年間1億5千万本以上が廃棄されています。それではもったいないと、再生する活動を行なっているのが北村真吾さんが率いる「東京コルクプロジェクト」。都内では400ほどのレストランなどからコルク栓を収集しています。これまで集めたのは400万個ほど。粉砕して圧縮した後、テーブルやイス、積み木やタイルなどに再製品化してきました。「東京は埋蔵している資源が多いので、活用するのが理想的」と言う北村さん。コースターとして使えるユニークなポストカードを創作するなど、新たな活路を探し続ける日々です。

★北村さんの仕事をもっと知るには・・・
https://tokyocorkproject.jp/