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小倉崇(NPOアーバンファーマーズクラブ代表)

12月4日(水)の放送は、午後5:56よりお送りいたします。
 

大都会・東京の環境を見つめるシリーズ、第5回目は「渋谷の農家」。忙しく人が行きかう渋谷の街角で農業に取り組んでいる人がいます。小倉崇さんです。ユニークな農業イベントも精力的に開催。田植えや稲刈りには近隣の保育園の子どもたちも参加しています。小倉さんが都会の農業に目覚めたきっかけは東日本大震災でした。「子どもが誕生したばかりなのに、スーパーから食料が消え、恐怖に襲われました。」そこで自分の食べものを自分で育てる道を探し、2015年に渋谷のライブハウス屋上で畑を始めたのです。昨年には仲間とともに「NPO法人アーバンファーマーズクラブ」を設立。誰もが都会の農家、アーバンファーマーとして参加できる畑を渋谷区で4つ運営し、家庭で有機栽培をするスキルを伝えています。どれも小さな畑ですが、小倉さんの目的はその先にあります。「都市の日常に農がある、農的な暮らしを提案したい。」そんな確かな日々を営むアーバンファーマーが、2020年のオリンピック・パラリンピックまでに2020人誕生することを小倉さんは目指しています。

★小倉さん達の活動をもっと知るには・・・
https://www.facebook.com/cultivatethefuture/