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クラフト工房LaManoの皆さん

東京・町田市の緑豊かな里山にあるクラフト工房LaMano。広大な敷地で藍やマリーゴールドなどの染料が育てられ、伝統の草木染めが行われています。そして機織りや縫製を経て、ストールやエプロンドレスなどが生み出されています。工房の担い手は心身に障がいがある人たち。この工房は就労が困難な人たちが生き生きと働く、福祉と工芸の連携の場として注目されているのです。「自然を感じながら仕事に生かすことができないかと考えて、草木染めの作業が始まりました」と言う施設長の高野賢二さん。28年前に取り組みを立ち上げ、現在は26人のメンバーが、ボランティアのサポートも得て活動しています。ボランティアは当初メンバーの保護者が中心でしたが、今では多くの地域の人たちが参加。それぞれの得意分野を生かし、縫製やアイロンがけなど製品の仕上げのほか、畑仕事や庭の花々の手入れなどを手伝っています。工房ではカレンダーやアート作品も創作。就労が困難な人たちが伸び伸びと働く環境、その現場のコトノハを紹介します。 

LaManoの活動をもっと知るには・・・
http://www.la-mano.jp