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高木智代(木古庭ノ農芸社)

自然の恵みに満ちた丁寧なお弁当づくりで注目されているのは、神奈川県・葉山町の里山、木古庭(きこば)地区で、木古庭ノ農芸社を営む高木智代さん。竹カゴに盛られた野菜と穀物中心の愛らしいお弁当には、「旬の食材そのものの持ち味を引き出したい」という思いがあふれています。食材は「納得のいくもの」。自分たちで育てた有機野菜や、友人と作っている古代米も使っています。醤油や味噌などの調味料も手づくり。こうした素材を生かした滋味深い味わいが人気なのです。
高木さんの仕事と暮らしの拠点は築140年の古民家。家族5人のライフスタイルに合わせて、自分たちで手を入れ続けています。そして庭ではローズマリー、ラベンダー、ローリエなど50種類ほどのハーブを栽培。料理に使うだけでなく、お香も手作りしているのです。そんなスローライフを楽しみながら、スローなお弁当を創作する高木さん。その豊かなコトノハをゆっくり味わいたいものです。

高木さんの仕事をもっと知るには・・・
https://www.kikobanougei.com/