※9/23は野球延長により放送時間変更の可能性あり

プロダイバーとして国内外の海に潜り続けてきた武本匡弘さん。海と向き合う30数年間でその異変に心を痛め、約５年前から自ら操船するヨットで海洋環境の探査を始めました。衝撃を受けたのは、広い太平洋の真ん中に浮かぶペットボトル、ミクロネシアの美しい砂浜に打ち上げられた大量のプラスチック片・・・海はゴミだらけだったのです。今、国際的に問題となっているプラスチックによる海洋汚染。強い危機感を覚えた武本さんは、この現状を知ってもらおうと、東京湾でヨット乗船会を開催。海水から、細かく砕かれたマイクロ・プラスチックを採取し、参加者とともにマイクロスコープで観察します。さらに「脱・プラスチック」の暮らしを目指して、湘南の藤沢市にエコストア・パパラギを今年オープン。「海や地球を汚す物は、売らない・買わない・使わない」をモットーに、繰り返し使用できる蜜ろうラップや、竹の繊維で作られたエコカップ、曲げわっぱの弁当箱など、ノンプラスチック製品が約130種も並びます。有機栽培の茶葉などは「量り売り」にして、レジ袋も使いません。「陸での生活を変えれば、人も海も地球も元気を取り戻せるかもしれない」という武本さん。そのしなやかなコトノハを紹介します。

★ エコストア・パパラギ
神奈川県藤沢市鵠沼石上1-3-6
TEL : 0466-50-0117
https://ecostorepapalagi.com/
ホームページでは、主催する環境イベント情報も掲載しています。