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中橋悠祐 湊研雄 (喜楽湯・番頭)

今、銭湯が面白い!その台風の目になっているのが、埼玉県川口市にある「喜楽湯(きらくゆ)」です。番頭は二人の若者、ユースケこと中橋悠祐さん(30歳)とケンユウこと湊研雄さん(25歳)。日本の銭湯は、50年前の17,000軒から、現在6分の1以下の2,600軒ほどに激減。銭湯が大好きだった二人は喜楽湯の番頭に名乗りをあげ、見知らぬ土地の銭湯に住み込みで働くことを決意しました。
お風呂の水は井戸水を使い、地域の廃材を薪にして湯を沸かす。燃え残った金属はリサイクルするため地域の業者に引き渡します。エコな伝統はそのまま引き継ぎながら、地元の人たちに喜ばれる銭湯を目指して、様々なアイデアをカタチにしています。フロントや屋外には、一休みできるスペースを設け、お年寄りから子どもまで、気楽に集まることができる場に。小学生や中学生の常連さんもいて、番頭チームとの何気ない触れ合いを楽しんでいるようです。喜楽湯を知ってもらうきっかけにもしてもらいたいと、ユースケさんとケンユウさんは定期的にイベントを開催。風呂場で「流しそうめん」や絵本の読み聞かせなども、ほっこり楽しみます。人のつながりと環境を大切にしたい――新しい銭湯のカタチを模索する二人の若者のホットな心を描きます。

喜楽湯のことをもっと知るには・・・
http://tokyosento.com/kawaguchi_kirakuyu/