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角文喜(国分寺おもちゃ病院)
使い捨て時代と言われる昨今。子ども達の宝物であるおもちゃも、壊れたらすぐに捨てられています。それを「治療」することによって、よみがえらせているのが、国分寺の自宅におもちゃ病院を開いた、角文喜(すみふみよし)さん。これまで治療したおもちゃは3300個以上、治癒率は94%に及びます。治療はボランティアで、費用は原則無料。子どもが持ちこんだ場合は、おもちゃの内部を見せて出来るだけその場で治します。壊れた原因がどこか理解してもらい、モノを大切にする気持ちを育みたいからです。角さんは長年都内の養護学校の教諭をしていました。それぞれの子どもに即した教材を模索する中で見つけたのが「おもちゃ」。露店から壊れたおもちゃを買ってきて、修理して教材に使っていました。そして定年後、専門学校の電子工学科に通い、16年ほど前におもちゃ病院を開いたのです。今では活動の幅が広がり、障害を抱えた子ども達のためにおもちゃを使いやすくしたり、ご近所のちょっと壊れた家電を修理してあげたり、そして全国で1000人以上に増えた「おもちゃドクター」のさらなる広がりに努めています。そんな角さんの温かいコトノハに耳を傾けます。
角さんの活動をもっと知るには・・・
http://toy-doctor.p1.weblife.me/