亜熱帯の奄美大島。珊瑚礁の海、マングローブ、ヘゴの原生林…独特な自然の中、多様な生き物が暮らしています。特別天然記念物のアマミノクロウサギをはじめ、ルリカケスやケナガネズミなどが生息する貴重な生態系は高く評価され、今年、世界自然遺産候補にノミネートされる予定です。そんな奄美大島の素晴らしさを伝えるのは、アウトドア・クリエイターを名のる島崎仁志さん。アウトドアショップ「devadurga」を営む傍ら、仲間と共にキャンプやシーカヤック体験など様々なイベントを企画。若者達のセンター的存在になっています。かつては島の貴重な燃料だった炭も、島崎さんは自分でかまどを作り復活させました。林業を営んでいた父から、炭を焼けば、山の間伐材が活用され、森の手入れが行き届くようになる、と教えられたそうです。島崎さんは奄美特産の大島紬の制作工程の一つである泥染めを生かし、アウトドアウェアも製作。島崎さんが続けるのは、遊び心あふれる息の長い活動。そんな創造的に自然と共に生きる、 若き達人のコトノハに耳を傾けます。

島崎さんの活動の情報は・・・
http://devadurga.com