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#101

リクエスト特集

浜千鳥 (鹿島鳴秋作詞 弘田龍太郎作曲)
「浜千鳥」は、新潟県柏崎市の番神海岸が舞台に1920年(大正9年)に発表されました。作詞した鹿島鳴秋は、親の愛に飢えた少年時代を過ごしました。6歳の時に父が家出し、母親は再婚したため祖父母に育てられました。昔から夜に鳴く千鳥の声は、親のない子が親を探し求める声だと言われています。鹿島鳴秋は番神海岸で見た海鳥の姿に、自らの境遇を重ね合わせてこの詞を書いたのかも知れません。