ミニ情報

#95

心が温かくなる歌

「夕焼け小焼け」(中村雨紅作詞 草川信作曲)・・・・・・
この歌が生まれたのは東京都八王子です。作詞の中村雨紅は八王子市の宮尾神社の宮司の次男として生まれました。大正5年(1916年)東京青山師範学校を卒業し、現在の東京都荒川区立第三日暮里諸学校の教師として赴任します。そこで同僚と回覧文集を作り童謡童話活動にします。「夕焼け小焼け」はこの頃に書かれたと言われています。当時、雨紅は八王子駅から家までの約16キロを歩いて帰ったようです。よく途中で日が暮れた時の思いを織り込んで詩にしたのではないでしょうか。