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#73

心があたたかくなる歌

「今日の日はさようなら」(作詞、作曲:金子詔一)は、1960年代に森山良子さんが歌ってフォークソングとして多くの人に親しまれ大ヒットしました。この曲を作ったのは当時、大学生でボランティアに参加していた金子詔一さんです。1965年に
金子詔一さんは、当時の西ドイツに旅します。金子さんの手記に「ベルリンの壁があり、壁にはいくつもの散弾の後があった。壁を越えようと試みても、毎日何人もの人が殺されていた。・・・・・壁の上、翼を広げた鳩が自由に飛んでいた。」とあります。金子さんがこの旅から帰国してまもなく、日本の集団就職の若者を支えるサークル活動の歌として「今日の日はさようなら」は生まれました。