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#52

#52


♪楽曲♪
夏の歌特集
■花火(井上赳作詞 下総皖一作曲)えびな少年少女合唱団
■星めぐりの歌(宮沢賢治作詞作曲)東混ゾリステン
■毬と殿様(西條八十作詞 中山晋平作曲)東混ゾリステン
■お猿のかごや(山上武夫作詞 海沼實作曲)びわ湖ホール声楽アンサンブル
■埴生の宿(里見義訳詞 H.ビショップ作曲)びわ湖ホール声楽アンサンブル
■月の沙漠(加藤まさを作詞 佐々木すぐる作曲)東混ゾリステン
 
◆ミニ情報◆
「星めぐりの歌」作詞・作曲した宮沢賢治は、詩人、童話作家。「銀河鉄道の夜」,「注文の多い料理店」などの名作を世に送りだしました。賢治は明治29年岩手県花巻で質屋を営む家に生まれました。西洋文化に憧れ、新しいもの好きでした。特にレコードの収集は凄かったようで、音楽をこよなく愛した人物でもありました。
童話の中に度々登場する楽曲は、賢治自らが作詞作曲した楽曲なのです。代表作に挙げられる、銀河鉄道に浮かぶ星々を幻想的に描いた「星めぐりの歌」は、童話「ふたごの星」の中で、夜空に満ちている間に聞こえてくる歌として登場します。「銀河鉄道の夜」では、主人公のジョヴァンニやカンパネラルが度々、この歌を口笛で吹いています。