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「大人こそ知っておきたい 食事のマナー」

今更聞けない食事マナーを食育コーディネーターの松成容子さんがレクチャー!

① 和食の料理の並べ方
ご飯が左でお椀が右、その手前にお箸が横一文字。
これだけできていれば基本的にはOK。
メインの魚は右上。ただ日本には左を大事にするという文化があるため、左上が良いという考え方もある。取り皿の置き位置には、決まったルールはない。ただ普通に煮物を取り皿に置くなら、主菜、副菜、副副菜となるので主菜と副菜の間に置く。手に持つお椀は手前に、持たないお皿は奥に。和食は、おかずとご飯を交互に食べるので、この置き方が、一番食べやすく、かつ美しく見える。
② お箸には、嫌い箸といって、NGマナーがいくつかある。食べ物をお箸で突き刺す「刺し箸」もその一つ。一緒に食べている人が気持ちよく食べられるよう、寄せ箸や迷い箸など、気をつけたい。
③ 焼き魚の食べ方。左手で頭を押さえ、胸ビレ、背びれを取り除き、上身をいただく。上身を食べ終えたら、骨を取る。この時、尾と頭の部分の皮を、お箸で切っておくと綺麗に取れる。骨を身の奥に置く。身を手前に寄せて、いただく。たまにお魚を裏返す人がいるが、これは日本の文化としてはやってはいけない。