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#497

林家三平(落語家)

ゲスト×インタビュアー
林家三平(落語家)× 石原正康(編集者)

1970年、東京都台東区根岸生まれ。祖父は7代目林家正蔵、父は初代三平、兄は9代目正蔵の落語家一家。三平が生まれた時、父は45歳。かなり溺愛されたそうだ。だが、父と過ごしたのはわずか9年。今も胸に残る父・三平との思い出を教えてくれたまたインタビューの舞台は、三平の資料館「ねぎし三平堂」。父の貴重な遺品も三平節の解説で披露する。

1989年、中央大学経済学部国際経済学科に入学。夢は証券マンになることだった。
落語家になろうと決意したのは、大学1年の夏休み。ある出来事が落語の世界へと導いた。

2016年、『笑点』の大喜利メンバーに抜擢。『笑点』加入の舞台裏には意外な事実が隠されていた。今年で出演5年目、最年少メンバーとしての抱負、苦労、ベテランメンバーとの関係性も語る。

三平が今力を注いでいるのが「国策落語」。祖父・7代目林家正蔵をはじめ、当時の
人気落語家が創作した戦意高揚のための落語だ。軍部と歩調を合わし、国民を戦争に
協力させるために作られた国策落語を三平は約70年ぶりに復活させた。
その熱い思いとは?
インタビュアーは、編集者 石原正康