バックナンバー

#480

北島兄弟 北山たけし&大江裕(演歌歌手)

ゲスト×インタビュアー
北島兄弟 北山たけし&大江裕(演歌歌手)× 小島慶子(タレント、エッセイスト)

2人が演歌の道へ進むきっかけは、家族だった。北山たけしは1974年、福岡・柳川市生まれ。カラオケ教室を営む父に、4歳から歌を教え込まれた。一方、大江は1989年、大阪・岸和田市生まれ。演歌好きの祖父が歌う「北島三郎」を子守唄に育ち、歌手を夢見るようになった。北山の父は、北島三郎愛が強いあまり、地元で北島三郎コンサートを開催。一家族が行なった前代未聞のコンサート、その裏側を語ってくれた。孫のデビューが決まった大江の祖父。初対面の北島三郎を前にとった驚くべき行動とは!?

北山は21歳で上京し北島に師事。付き人を8年間つとめ、30歳でデビューした苦労人。一方大江は付き人経験なく、19歳でデビュー。デビューまでの道のりは、全く異なる。
北山は365日お世話をした付き人時代の話、2009年に結婚した北島の次女との馴れ初め、北島に交際を伝えた時の様子を披露してくれた。一方大江は、高1で出演した明石家さんまの番組で、「北島三郎に憧れる礼儀正しい好青年」としてお茶の間の人気者に。素人だった大江が、憧れの北島三郎に会うために頼ったのが、実は北山だったという。
北島との出会いをセッティングしてもらったものの、大江は緊張からことごとく失敗。その時の様子を懐かしく回想する。
北島ファミリーの一員として、師匠を間近で見てきた2人。北島三郎の意外な一面とは?北島に憧れるあまりに大江が起こした香水騒動や北島ファミリーに伝わる「出世飯」の伝統についても教えてくれる。

いつもはソロとして活躍する北山と大江。北島兄弟のコンサートは、2人にしかできないものを追求するため、お互いの特技を披露したり、コントにも挑戦している。お互いライバルでありながら、尊敬し合う2人。北島兄弟が描く理想の演歌とは?

インタビュアーは、タレント、エッセイスト 小島慶子