バックナンバー

#473

武井 壮(タレント)

ゲスト×インタビュアー
武井 壮(タレント)× 小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

1973年東京葛飾生まれ。武井の家庭環境は複雑だ。両親が離婚し父子家庭になった
が、父親とは別に暮らしていた。2歳上の兄と2人暮らし。住む場所はあったが、生活費
は自分で稼がなくてはいけなかったという。スポーツ一本のように見えるが、勉強も優秀。中高6年間は勉強浸けの日々。成績が良いと学費が免除される中高一貫校へ進み、奨学金を生活費の足しにして卒業、大学進学も決めた。そこで始めたのが、陸上十種競技。走る・跳ぶ・投げる、全ての能力が求められる「キング・オブ・アスリート」と呼ばれる競技だ。武井は競技開始わずか2年半で、日本一に上り詰めた。その成功の秘密とは?

武井は英語が堪能だ。十種競技でオリンピック出場も夢ではなかったが、大学卒業後は競技を離れ、プロゴルファーを目指した。そしてあるクラブメーカーのゴルフ留学のテストを受け、未経験者ながら合格。4年間、アメリカにゴルフ留学している。
この時、武井は人生を決める、ある出会いを果たしている。その出会いとは?

あらゆる動物の倒し方を披露する「動物の倒し方」で人気を博し、お茶の間に知られるように。昨年にはNHK大河ドラマへも出演。俳句番組の司会もこなし、マルチな才能を発揮している。
武井が芸能界を目指したのは30歳の時。まず自分に足りない「話す技術」を徹底的に研究したという。毎晩芸能人たちが集まる西麻布の飲み屋に通って知り合いになり、彼らの会話をICレコーダーで録音。盛り上がった部分を編集してCDにし、間合いや声色、イントネーション、空気の作り方、言葉の選び方など、「面白いトーク」の秘密を分析。真似しながら練習した。
ここまでして芸能界を目指したのには、今は亡き兄への思いもあったという。

今年、武井は新たな取り組みを始めた。それは「サッカーチームの監督」。親交のあったサッカー元日本代表・本田圭佑が立ち上げたチーム「One Tokyo」。その初代監督を務めることになったのだ。実はサッカー未経験者。果たしてチームをどう導いていくのか?
私たちの知らない武井壮の真実に迫る。

インタビュアーは、テレビ朝日アナウンサー 小松靖