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#467

BEGIN(ミュージシャン)

ゲスト×インタビュアー
BEGIN(ミュージシャン)× 石原正康(編集者)

1968年 幼なじみの3人は沖縄県石垣島に生まれた。学生時代、音楽に熱中した三人。その後それぞれの夢に向かって上京する。比嘉の誘いで3人は東京でバンドを組むことになった。きっかけは、比嘉がバイト先で経験したある出来事。「沖縄と本土との架け橋になりたい」と思いバンドを組む事を決意。

勝ち抜きを達成するとメジャーデビューが約束されるオーディション番組に出演。東京に馴染めなかったという3人が、勝ち抜いた当時の心境を語った。

1990年、「恋しくて」でデビュー。作曲を担当した島袋が、初めて比嘉と上地にメロディを聞いてもらった時の初々しいエピソードが・・

デビュー曲は大ヒット。だがそのまま続くはずはなく、車1台で全国のライブハウスを巡る日々が始まった。そんな中、アメリカに滞在した時のある出来事をキッカケに「島唄」を歌う決意をした。そして、デビュー10周年。初めて島唄のアルバムを出した。島唄を歌うことへの意外な覚悟、当時の葛藤を今、振り返る。
誰にでも簡単に弾ける弦楽器をBEGINはギター会社と作った。その名も「一五一会」。優が奏でる「涙そうそう」にインタビュアーの編集者石原正康が挑戦する。

BEGINは毎年6月末に沖縄で「うたの日コンサート」を開催している。開催のキッカケは、沖縄の歴史が関係していた。戦時中、歌うことが禁止されていた沖縄への思い、歌への感謝を語った。
2011年からは、ブラジルの日系移民とも交流を深めてきた。そこでブラジルで古くからある2拍子のリズム「マルシャ」と出会う。
ブラジルと日本の架け橋になるようにと「マルシャ」のリズムに八重山諸島の言葉「しようよ」を繋げた「マルシャショーラ」を誕生させた。コンサートでは30分を超えることもあるという「マルシャショーラ」のリズムとは?

デビュー30周年を迎えた今だから話せる思い、今後の活動について…
インタビューの会場はBEGINが誕生した思い出の場所で行われた。
馴染みの店でゆったりとデビュー30周年の軌跡を名曲と共に辿る。