バックナンバー

#435

山田五郎(評論家)

ゲスト×インタビュアー
山田五郎(評論家)× 吉永みち子(作家)

1958年、東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。
1982年、講談社に入社。1980年~90年代、ファッションからデートマニュアルまで、当時の若者たちのバイブルだった雑誌「ホットドッグ・プレス」の編集長として一時代を築く。
1991年、ひょんなことから深夜の人気番組「タモリ倶楽部」に出演。なんと当時の肩書は「お尻評論家」だったという。その後、お尻以外にもさまざまな分野を評論、気が付けばテレビ・ラジオのキャリアは30年近く、唯一無二のジャンルを築いてきた。
そんな博覧強記のうんちく王のインタビューの舞台となったのは、ドクロ、時計、石、鉄瓶…、無数のコレクションが並ぶ山田の事務所。このなんとも不思議な空間を作りあげた山田が、自身の原点であるという1960年~70年代の「週刊少年マガジン」巻頭に掲載されていたカラー大図解について語る。また、小学校4年生で体験した関西への引っ越し、深く影響を受けたというオーストリア・ザルツブルグへの留学、そして伝説の雑誌「ホットドッグ・プレス」制作の舞台裏や、お尻評論家として「タモリ倶楽部」で活躍するようになったきっかけ、さらに還暦となった今、抱え始めた“老い”への不安まで…たっぷりと語り尽くす。
数々のうんちくと教養、そして笑いを織り交ぜながら、他の番組ではめったにお目にかかれない“山田ワールド”を展開! そして彼の世界観がいかにして築かれてきたのかを探る!!