バックナンバー

#433

関根勤(タレント)

ゲスト×インタビュアー
関根勤(タレント)× 舘野晴彦(編集者)

1953年8月21日、東京・港区高輪生まれ。父親は消防士で、酒もタバコもギャンブルもやらない真面目な人だった。関根は年の離れた兄を持つ、3人兄弟の末っ子で、母親がたいそう可愛がってくれたという。それを物語るエピソードとして、生まれてから毎年、欠かさずに母親と続けてきたというモノを明かす。
大学3年の時、素人参加型のバラエティー番組「ぎんざNOW!」に出場。自ら磨き上げたモノマネ芸で5週連続勝ち抜き、初代チャンピオンに輝いた。消防士になるつもりだった関根は、お笑いの道に進む気はなかったが、この時、コント55号育ての親で浅井企画社長の浅井良二にスカウトされたことが、芸能界入りのきっかけとなる。
1975年、芸名“ラビット関根”でデビュー。翌年には、事務所の先輩・坂上二郎やトップアイドル・野口五郎が出演していた「カックラキン大放送!!」のレギュラー出演が決まる。しかし、関根の芸はお茶の間には届かず、そこで自身が絞り出した芸が、カマキリ拳法を使う“謎の殺し屋”。その爆笑芸の誕生秘話とは? また、ラビット関根という芸名を付けた意外な大御所芸人とは?
国民的番組「笑っていいとも!」レギュラーの座をつかんだのは、32歳の時。終わってみれば、関根はタモリに次ぐ最長のレギュラーメンバーとなっていた。“いいとも”の舞台裏や笑いの天才“タモリ・さんま”の爆笑エピソードもたっぷり語る!
さらに、3年前に患った心臓の病。その発覚から手術までの裏話も語る。健康だと思ってきた関根が、突然向き合うことになった病気で変わったこととは…。
芸能生活45周年。笑いを大切に生きた半生、そしてその素顔に迫る!