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#427

山田たかお(タレント)

ゲスト×インタビュアー
山田たかお(タレント)× 小島慶子(タレント、エッセイスト)

1956年、東京下町、深川の生まれ。貯木場の多い土地柄、実家は木工所を営んでいた。だが、父親が詐欺に遭い、一家の暮らしは困窮してしまう。転機となったのは、
1967年、10歳の時。貧しさから抜け出すきっかけを自分で引き寄せる。公開番組「ちびっこのどじまん」に客席から飛び入り参加。なんと金メダルを手にした。
ほどなくして、劇団にスカウトされ、子役のキャリアをスタートさせた。坂本九や郷ひろみ、山口百恵など、そうそうたる顔ぶれとの共演エピソードとは?

実は「笑点」とは、座布団運びの前に出会っている。1970年、「笑点」の1コーナー「ちびっこ大喜利」に14歳からレギュラー出演。4年後、ネタを競い合ったメンバーで結成したのが、アイドルグループ「ずうとるび」。「みかん色の恋」は、30万枚の大ヒット!当時としては珍しい“笑いもとれるアイドル”として大ブレイク。しかし、人気絶頂の21歳の時、人生が音をたてて崩れ始める。山田のとある出来事が要因だったという。

「笑点」の座布団運びへの抜擢は、28歳の時。トップアイドルの過去をかなぐり捨て、黒子ともいうべき役に実に35年間徹してきた。林家こん平の一言で笑点メンバーが
命拾いする奇跡の出来事や、去年世を去った大切な師匠・桂歌丸との絆。師匠たちから
学んだことは数えきれない。

そして今回は、横浜の南山田町にある3億円の「座布団御殿」と、街のパワースポットへも案内してくれます。