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#410

半﨑美子(シンガーソングライター)

ゲスト×インタビュアー
半﨑美子(シンガーソングライター)× 舘野晴彦(編集者)

インタビューの舞台は、新宿・高田馬場にあるピアノラウンジ「四谷天窓.comfort」。半﨑が初めて単独ライブを行った思い出の場所で、猪突猛進!音楽に捧げた半生を語り、心にしみる生ライブもお届けする。
1980年、北海道・札幌生まれ。とりたてて音楽と縁の深い家庭ではなかった。少女時代は飽きっぽく、何をやっても長続きしなかったという。歌手になりたいと思ったのは、大学1年の時。1999年、父の猛反対を押し切って大学を中退し、上京。製パン店に住み込みで働きながら、音楽活動をスタートさせた。しかし実は、音楽については素人も同然だったという。そんな彼女がどのようにして、運命を切り拓いたのか?
その後、ショッピングモールで活動を始めた半﨑。ショッピングモールの会場の交渉から、その場で販売する自主制作CD、ステージ終了後のサイン会まで、半﨑は芸能事務所に所属せず、17年間、何もかもたったひとりで行ってきた。ショッピングモールを選ぶコツから、お客様の導線まで…ショッピングモールの舞台裏を明かしてくれた。
多忙を極めるようになった今も、半﨑はショッピングモールでコンサートをした後のサイン会は続けている。ファンと話し込み、それぞれの悩みや苦しみに耳を澄まし、もらい泣きもする。そんなサイン会は時に3時間に及ぶこともあるという。
「明日へ向かう人」は、ショッピングモールに来てくれた夫婦の辛い体験を聴いて生まれた楽曲。夫婦は、暴走するクレーン車に9歳の我が子を奪われたのだという。今回は、この曲を弾き語りで披露してくれた。そしてさらに、今を生きる全ての人に贈るエール「明日への序奏」も熱唱!