バックナンバー

#392

堀一久(新江ノ島水族館 社長)

ゲスト×インタビュアー
堀一久(新江ノ島水族館 社長)× 宮嶋泰子(テレビ朝日スポーツコメンテーター)

新江ノ島水族館 社長・堀一久。
新江ノ島水族館では、珍しい魚を展示するだけでなく、生物の宝庫と言われる相模湾の魚を数多く展示している。相模湾の生態系を再現した水槽では約90種類、約2万匹もの魚が泳ぎ、中でも約8000匹のマイワシが郡泳する光景は圧巻。そこまで相模湾にこだわる理由とは?
1966年4月10日、東京都生まれの堀は、1989年に慶応義塾大学を卒業し、住友信託銀行に入行。2002年に江ノ島水族館の専務取締役になった2年後、リニューアルと同時に新江ノ島水族館の代表取締役社長に就任した。小さい規模でありながら2015年には年間来館者数180万人を数え、水族館来館者ランキングで全国4位となるほどの人気の水族館。しかし、1980年代には建物の老朽や、レジャーの多様化によって客足が遠のき、廃業の危機を迎えたこともあったという。そんな危機を、2004年に新江ノ島水族館としてリニューアルする際に3代目社長に就任した堀一久が乗り越えた――。銀行マンだった彼がなぜ転身する決意をしたのか? 経営を一から見詰め直し、独自のアイデアで人気水族館へ成長させたその数々の手腕も明らかに…。経営難を救い人気水族館へと成長させたその秘密に迫る!
普段見ることのできない、水族館のバックヤードでのインタビューも…。魚たちをゆっくり眺めながら、堀一久の経営手腕をひもとく。