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#379

立川志らく(落語家)

ゲスト×インタビュアー
立川志らく(落語家)× 小松靖(テレビ朝日アナウンサー)
 
1963年8月16日、東京生まれ。父はクラシックギターの奏者、母は長唄の師匠という芸能一家で育つ。父の影響で、子供の頃から映画と落語に夢中になり、高校時代は映画俳優を志していたという。そんな志らくが、落語家になろうと思った出来事とは?
1982年、日本大学芸術学部に進学した志らくは、落語研究会に入部。やがて、運命を変える人物と出会う。当時、「オレたちひょうきん族」などの人気番組を手掛けていた放送作家・高田文夫だ。高田は志らくの才能を見抜き、自身が師匠と仰いでいた落語家と引き合わせる。それが、天才落語家・立川談志だった。
1985年、22歳で、談志に入門。しかし、わずか半年で破門を言い渡されてしまう。ところが志らくは、絶妙な切り返しで、談志の懐に飛び込むことになる。
入門から10年で真打ちに昇進。32歳、異例のスピードだった。この時、談志から贈られた言葉とは…。そして、談志が志らくに向けた最期のメッセージなど、自宅に眠る談志の秘蔵コレクションを見せてくれた。
インタビューは、天才落語家・立川談志が晩年を過ごし、その愛弟子・志らくが3年ほど前から暮らしている一軒家で行われた。全てが圧倒的だった談志は、志らくの中に今も生き続けている。師匠亡き後、志らくが内なる談志との壮絶な格闘を、テレビで初めて語る!