番組概要

三浦綾子生誕100年特別企画
いのちの言葉つむいで

番組は三浦綾子の生涯を辿りながら、三浦文学の生まれた背景、そして三浦綾子が作品に込めた思いを知るため、北海道旭川市を中心に、綾子の足跡を実際に訪ねると共に綾子を知る関係者、研究者へのインタビューを行う。

 

ナビゲーターは、女優でエッセイストの美村里江。訪れる場所は、「氷点」の舞台にもなった旭川の外国樹種見本林の中に建つ三浦綾子記念文学館を始め、綾子が戦前、小学校の代用教諭として赴任した歌志内市、新婚当時の家屋を部分移築し、復元されていて、代表的な作品「塩狩峠」の舞台にもなった塩狩峠、そして小説「泥流地帯」のテーマになった十勝岳大噴火による被災地・上富良野町など。

 

綾子が愛し、生涯を過ごした美しい北国の自然、波乱の人生、そして、そこから生まれた数々の作品。美村里江は、三浦綾子という人間と三浦文学の魅力を伝える。