放送内容

#104

南山カントリークラブ③

愛知県豊田市にある「南山カントリークラブ」を探訪。
名匠・井上誠一の「晩年の傑作」としても知られるコースです。
 
むき出しの岩がそのままハザードとなった「ロックバンカー」や、
底が見えないほどの深い谷が待ち受ける「地獄谷」、
絶景からの打ち下ろしではあるが、その行く手には巨大な池が潜む「南山ガーデン」など、
 
自然の地形を最大限に活かした難コースに北村晴男が挑みます。

 
【出演】
北村晴男
酒井里奈(プロゴルファー)

 


 

愛知県 南山カントリークラブ
愛知県豊田市にある、変化に富んだ地形を活かした名匠・井上誠一“晩年の傑作”。
1975年に開場。18ホール/Par72/Aグリーン7034Y/Bグリーン6882Yの2グリーンで、尾根と谷が複雑に入り組む土地で岩が多く、地形を活かした戦略性の高いコースになっている。
設計したのは、数々の名門コースを手掛けた名匠・井上誠一氏。造成にあたって「私には自信がある。後世に誇れるものを造って私の最後の傑作にしたい」と望んだという。

 

<施設情報>
・住所:〒470-0312 愛知県豊田市中金町獅子ヶ谷955番地
・電話:0565-42-1111
・公式サイト:http://www.nanzan-cc.com/

 

今回の探訪者:北村晴男さん、酒井里奈プロ
今回探訪するゴルフ好きは弁護士の北村晴男さん。ゴルフ歴34年で、ベストスコアは69。共にラウンドするのは酒井里奈プロ。愛知県出身で、愛知大学ゴルフ部で活躍。得意なクラブはウェッジ。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴34年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1134コース。

 

愛知名物だけではない 豊富なラインナップ
豊富なラインナップの土産物を販売しているショップへ。
愛知名物だけでなく、福岡の土産物も販売している。さらに、クラブハウスの2階にもショップがあり、愛知の郷土料理「どて煮」やスイーツなど、さまざまな種類の土産物を取りそろえている。
北村さんと酒井プロは、愛知と福岡の土産物を1つずつ購入した。

 

13番ホール「ロックバンカーが待つ『南山渓谷』」
13番ホール/410Y/Par4。グリーンまでは打ち下ろし。
ポイントとなるのは、約260Y地点にあるロックバンカーと呼ばれる大きな岩。コースを造る際、大きすぎて動かせなかったため、設計した井上誠一氏が新種のハザードとして利用した。
冬は南山渓谷の先に御嶽山が見えることもあるのだとか!

 

14番ホール「マネジメントが問われる『地獄谷』」
14番ホール/515Y/Par5。目の前には地獄谷。
フェアウェーはS字を描くようになっていて、谷をどう避けるかマネジメントが問われる。また、グリーン手前30Yの位置にバンカーがあり、ここもマネジメントが試される!

 

16番ホール「大きな池が絡む『南山ガーデン』」
16番ホール/476Y/Par5。ティーショットはおよそ20Yの打ち下ろし。
左サイドの池はグリーン手前まで伸び、2オンを狙う際は大きなリスクが!グリーンまでを逆算して攻めたい。
このホールは、1984年にジャック・ニクラウスが来た際、景色に見惚れてなかなかショットをしなかったという逸話がある。