放送内容

#83

富士屋ホテル仙石ゴルフコース(後編)

神奈川県箱根町にある「富士屋ホテル仙石ゴルフコース」探訪の後編。
1917年(大正6)にF.E.コルチェスター設計により7ホールで開場し、パブリックコースとしては日本で2番目の歴史を誇ります。
外すと逃げ道なしの砲台グリーンやグリーンオンを阻む6mの壁…高難易度のコースに松木安太郎が挑みます。さらに、創業明治11年の老舗・富士屋ホテルのレストランの味を堪能できるランチや、おすすめの土産を紹介します。
 
【出演】
松木安太郎
下村真由美(プロゴルファー)

 


 

神奈川県 富士屋ホテル仙石ゴルフコース
神奈川県箱根町にある日本屈指の歴史を誇るパブリックコース。
1917年(大正6年)に開場し、18ホール/Par72/6651Y。開場から106年で、日本で2番目に歴史があるパブリックコースとなる。
設計したのは東京で最古のゴルフコースも手がけたF.E.コルチェスター氏。その後2ホールが増設され、昭和に入ると名匠・赤星四郎氏の設計により、9ホールが造成されて18ホールとなった。

 

<施設情報>
・住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1237
・電話:0460-84-8511
・公式サイト:https://www.sengokugolf.jp/

 

近隣スポット「箱根神社」
芦ノ湖の湖畔に鳥居を構えており、開運・縁結びなどにご利益があると言われる。

 

<施設情報>
・住所:〒250-0522神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
・電話:0460-83-7123
・公式サイト:https://hakonejinja.or.jp/

 

近隣スポット「富士屋ホテル」
明治11年創業の日本初の本格的なリゾートホテル。チャップリンやヘレン・ケラーなど海外からの著名人も滞在していた。

 

<施設情報>
・住所:〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
・電話:0460-82-2211
・公式サイト:https://www.fujiyahotel.jp/

 

今回の探訪者:松木安太郎さん、下村真由美プロ
今回探訪するゴルフ好きは、サッカー解説者の松木安太郎さん。ゴルフ歴29年で、ベストスコアは77。共にラウンドするのは下村真由美プロ。茨城県出身で、2007年からレギュラーツアーで2年連続のシード権を獲得。今回は熟知している所属先のコースでのラウンドとなる。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴34年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1123コース。

 

富士屋ホテルの味をゴルフ場で堪能
西洋料理の老舗として日本を代表する「富士屋ホテル」の味が楽しめる。ホテルと同じ作り方がモットーの「ビーフカレー」と、酸味を立たせるため白ワインを使用している「ビーフシチュー」を堪能!

 

富士屋ホテルならではの土産物
「富士屋ホテル 伝統のビーフカレー」は、当時の料理長が2年の構想をかけて作ったもの。
人気ベーカリーショップの商品がゴルフ場で購入でき、その中でも「クラシックカレーパン」は特に人気とのこと!

 

歴史を感じる特徴的な2グリーン
12番ホール/154Y/Par3。右グリーンのみが砲台で、今回はこちらを使用する。グリーンを外すと右はバンカー、手前と左は砲台の難しいアプローチとなり、逃げ道は無い。
形状の違うグリーンを用意することで、戦略性がグリーンごとに大きく変わるという。

 

グリーンオンを阻む6mの壁
15番ホール/366Y/Par4。ティーショットは打ち下ろし、セカンドからは打ち上げ。グリーンは砲台となっているため、距離をしっかりと打てるかが試される。
ティーイングエリアからグリーンが見えない数少ないホールの一つ。バンカーが1つもない代わりに、グリーン周りが難しくなっている。セカンドでグリーンをキャッチしないと、高い砲台のアプローチが残ってしまうそう。6mの壁は、奥からのアプローチの方が難易度は下がるとのこと。

 

高低差15m 最終Par3
18番ホール/153Y/Par3。最終ホールの左右は共にOB。右手前にはガードバンカーが待ち受けている。ティーイングエリアからグリーン面が見えない。15mの打ち上げで、下村プロによると、5本の指に入るほど難易度の高いショートホールとのこと。