放送内容

#76

朝霧ジャンボリーゴルフクラブ(前編)

静岡県富士宮市にある「朝霧ジャンボリーゴルフクラブ」を探訪。
富士箱根伊豆国立公園の中に位置し、全ホールから雄大な富士山を眺めることができるのが魅力の一つ。東名カントリークラブや利府ゴルフ倶楽部など、数々のトーナメントコースを手がけた名匠・竹村秀夫設計の高原リゾートコースに、ゴルフを愛してやまない福田正博が挑みます!
 
【出演】
福田正博
荒川侑奈(プロゴルファー)

 


 

静岡県 朝霧ジャンボリーゴルフクラブ
静岡県富士宮市にある、全ホールから雄大な富士山を眺められる高原リゾートコース。
1975年に開場し、富士コース・甲斐コース・駿河コースの27ホールで構成されており、今回は富士コース(9ホール/Par36/3407Y)を探訪する。
1977年に男子ツアー関東オープンを開催し、今年はJLPGAのツアー会場にもなる予定。
設計したのは数々のトーナメントコースを手掛けた名匠・竹村秀夫氏。
コースの特徴を常務取締役・支配人の佐野信弥さんに伺うと、目の前に富士山が広がり、ティーショットは気持ちよく、グリーン周りは難しくなっているそう。標高は700~800mあるが、高低差は少ない。

 

<施設情報>
・住所:〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭2971
・電話:0544-52-0246
・公式サイト:https://www.asagiri.net/

 

近隣スポット「富士山本宮浅間大社」
浅間神社の総本宮で、富士山を御神体としている。

 

<施設情報>
・住所:〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1
・電話:0544-27-2002
・公式サイト:http://fuji-hongu.or.jp/sengen/

 

近隣スポット「白糸の滝」
幅150m・高さ20mの湾曲した絶壁から富士山の雪解け水が流れ落ちる。昭和11年に国の名勝及び天然記念物に指定されている。

 

<名所情報>
・住所:〒418-0103 静岡県富士宮市上井出273-1(白糸の滝駐車場)
・電話:0544-27-5240(富士宮市観光協会)
・URL:http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kankou/llti2b00000018ez.html

 

今回の探訪者:福田正博さん、荒川侑奈プロ
今回探訪するゴルフ好きはサッカー解説者の福田正博さん。ゴルフ歴19年で、ベストスコアは79。共にラウンドするのは荒川侑奈プロ。得意なクラブはパターで、2023年度の台湾QTではトップ通過を果たした。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴34年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1123コース。

 

<キャディー>
・佐野洋美さん(福田さん担当/キャディー歴30年)
・池ヶ谷優さん(荒川プロ担当/キャディー歴8年)

 

国立公園に建てられたクラブハウス
ゴルフ場の敷地面積が120万平米あり、東京ドームおよそ25個分!敷地は富士箱根伊豆国立公園の中にあるため、建物は8mの高さ制限があり、受付やレストランが1階、ロッカールームが半地下に位置する。その高さ制限を生かして、クラブハウス越しに富士山が臨めるよう設計されている。
さらに、ゴルフ場では全ての水源を井戸水でまかなっているのだが、それは富士山の霊水とされ、長い年月をかけた富士の雪溶け水のため、上質なミネラルウォーターになり、メンバーさん達に愛されている。

 

充実した練習環境
ドライビングレンジには、280yの広々とした練習場があり、22打席中12打席で左右両打ちが出来るので、レフティーにも嬉しい環境!
パッティンググリーンには、広大な敷地の中に5つのパッティンググリーンがある。
グリーンの年間平均スピードは10fだが、「高速グリーンチャレンジ」というイベントでは、12~13fとトーナメント向きの速さを体感できる。

 

1番ホール「富士山を臨むスタートホール」
1番ホール/499Y/Par5。左サイドのバンカーまで190yのため、越えるには210yが必要。
フェアウェーは池と松で花道が徐々に絞られ、グリーン手前100y地点には池がせり出し、プレッシャーがかかる。3打目をどこに置くのかマネジメントが求められるスタートホールとなっている。
朝霧ジャンボリーゴルフクラブのフェアウェーは野芝を使用し、目が詰まっている。入念な手入れにより、ゴルフ場予約サイトの評価で、コースメンテナンス高評価・フェアウェーが広いゴルフ場で、東日本編2冠を達成!(2022年GDO)
富士山の麓にありながらグリーンの芝目が無いことについて、グリーンキーパーの柴田敏伸さんによると、芝が詰まって立っているので目に影響されないのだそう。芝の芽数を増やすには、土壌の健康状態をよくすることが大事なため、エアレーションの回数を多く行っている。

 

4番ホール「強烈な受けグリーンに注意」
4番ホール/306Y/Par4。15yの打ち下ろしで280y地点に池があるためティーショットの番手選びが重要となる。池はグリーンのすぐ手前にあるため、正確なショットが求められる。
強烈な受けグリーンのため縦幅がないように見えるが22yある。バックスピンをかけると池に戻ってしまうこともあるので要注意。