放送内容

#25

我孫子ゴルフ倶楽部(後編)

千葉県我孫子市にある我孫子ゴルフ倶楽部探訪の後編。
合わせて95のバンカーがあり、「我孫子育ちのバンカーショット」と言われるほど多くのバンカーの名手を育んだコースに関根勤が挑みます。
さらにレストランでは1930年の開場当初から伝わるメニューを紹介します。

 

【出演】
関根勤
中島世衣良(プロゴルファー)

 


 

千葉県 我孫子ゴルフ倶楽部
千葉県我孫子市にある、“我孫子流”の技術を磨き、多くのプロを育んだ名門コース。1930年に開場し、18ホール/ Par72/6923Y。上流階級のものだったゴルフを広く開放するという信念のもと造られた。戦火を乗り越え、名門としての地位を確立し、近年では日本女子オープンを開催した。
設計したのは、日本オープン初代王者・赤星六郎氏。2012年には、ブライアン・シルバ氏とカイ・ゴールビー氏によるコース改修が行われ、新時代に通用するコースへと生まれ変わった。

 

<施設情報>
・住所:〒270-1137 千葉県我孫子市岡発戸1110
・電話:04-7182-0111
・公式サイト:https://www.abikogc.com/

 

近隣スポット「手賀沼」
公園が整備され、自然と触れ合える市民の憩いの場。多くの野鳥が見られる場所としても親しまれている。

 

近隣スポット「蓬庵」
住宅街に佇む創業46年の蕎麦店。名店で修行したご主人の蕎麦を求め、多くのメンバーが訪れるという。

 

<施設情報>
・住所:〒270-1178 千葉県我孫子市南青山32-3
・電話:04-7182-6705

 

今回の探訪者:関根勤さん、中島世衣良プロ
今回探訪するゴルフ好きは関根勤さん。ゴルフ歴47年で、ベストスコアは69。共にラウンドするのは中島世衣良プロ。アメリカ出身の英語が堪能なバイリンガルゴルファーで、得意なクラブはサンドウェッジ。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴33年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1106コース。

 

伝統の味を伝えるレストラン
料理長の阿部純也さんによると、開場当初から伝わる「さつま汁」と鶏ガラから出汁を取った「ニンニクスープ」が人気だという。関根さんは「和牛ロース大根おろし和え」と「さつま汁」、中島プロは「タレカツ丼」と「ニンニクスープ」を堪能!

 

オリジナルグッズが豊富なショップ
オリジナルグッズは定番のシャツ・帽子・バッグのほか、ロゴをあしらったネクタイやグラスなども用意されている。さらにゴルフフォトグラファー・宮本卓氏が撮影したコースの写真集まで販売されていた!

 

13番ホール「距離感が難しいPar3」
13番ホール/134Y/Par3。横長のグリーンに対し、ガードバンカーが4つ。カップが右サイドに切られた時奥行きも短いため、ティーショットは難しくなる。比較的広い左サイドを使う選択肢も!
グリーン奥のイロハモミジが、’17日本女子OP大会ロゴのモチーフとなったという。

 

14番ホール「花道を遮るバンカー」
14番ホール/348Y/Par4。全部で8つのバンカーがあるホール。最大の特徴はグリーン周りで、3つのバンカーが囲み、花道が途切れているため転がして寄せることは難しくなっている。
グリーンキーパーの高田則幸さんによると、特に入りやすいバンカーはショット時に多くの砂が上げられるため、こまめに手入れをしているという。

 

18番ホール「バンカーが連なって見えるトリック」
18番ホール/389Y/Par4。このホールで注意すべきは、ティーショットの狙い所を狭く感じさせるバンカー群。しかし実際は、一番奥に見えたバンカーはフェアウェー左サイドで約300Y先。その手前は右サイドで約230Y。さらにその手前は右サイドで約160Yと、それぞれが70Yほど離れているため間が広く使えることを頭に入れて打っていきたい。