番組では、因縁のライバルと言われた方々に出演して頂きました。

まずは、８０年代のプロレス界に革命を起こし、以来「永遠のライバル」「因縁のライバル」と称されてきた長州力さんと藤波辰爾さん。お二人といえば、８２年の後楽園ホールで行われたタッグマッチでの【かませ犬】事件…。「途中まで起きている状況が掴めなくて…タッチが普通じゃないと２～３回後に分かってきた」という藤波さん。長州さんは「鮮明に覚えている。あの時は藤波さんに対する意識が全く変わってた。俺の方が絶対上だって」と振り返ります。「ファン同士が会場でケンカしてたよね」とも。また、「あの後、（アントニオ）猪木さんに怒られた」など秘話も語ります。
そしてプロ野球界からは、エースとして９０年代のジャイアンツを牽引した槙原寛己さんと、ミスタータイガースとして人気を博した掛布雅之さん。お二人といえば、８５年の阪神VS.巨人戦。３番・バース、４番・掛布、５番・岡田のクリーンナップが槙原さんからバックスクリーンへ３連発打った試合。「岡田さんに投げた後から覚えていない」「後日、打たれた試合を何万回って観た。打たれるって思う所に投げてる」と言う槙原さん。「あれで、エンジンがかかるのが遅いバースが目覚めた（笑）」と振り返る掛布さん。

クルマという二人だけの空間で、時を経たからこそ語れる本音が飛び出したドライブです。