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#496

平田のどか 平田鍛刀場 玉鋼職人

 

日本刀を作るには欠かせないのが「玉鋼(たまはがね)」と言われる
純度の高いハガネ。
土で作った炉に、砂鉄を入れ炭で長時間熱する昔ながらの製法で作られる。
炭や砂鉄を入れるタイミングや量で「玉鋼」の品質に大きな変化が出るため、
何十時間にも及ぶ作業を不眠不休で行う。
微妙な変化に気づくことが大切なその作業は「子育てに似ている」という。
3人の子どもを育てながら職人として日々「玉鋼」作りに挑む平田の
目標とは?

 

ひらた のどか

 
1998年 岡山県生まれ
 
高校を卒業後、車の解体などの仕事を経験
たまたま訪れた刀鍛冶工房の見学で
刀鍛冶の修行中だった夫と知り合い結婚。
その後、玉鋼作りに魅せられ玉鋼を作る職人に