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#416

湊 三次郎 ゆとなみ社 代表取締役/銭湯活動家

「銭湯を日本から消さない」をモットーに廃業した銭湯や廃業寸前の銭湯の経営を引き継ぎ、復活を目指している、ゆとなみ社代表。
銭湯をやってみたいという夢を持った約30人のスタッフが集まっている。
現在、6軒の銭湯の経営とコンサルタントを行っている。
 
梅湯(京都市下京区) 都湯(滋賀県大津市) 容輝湯(滋賀県大津市)
源湯(京都市上京区) みやの湯(大阪府門真市) にんじん湯(愛知県豊橋市)
それぞれの銭湯で、イベントやグッズ販売はもちろん、地域の特性を生かした
独自の企画が立ち上がり、客層が多様化し、人気が復活している。

 

みなと さんじろう

 
1990年8月25日生まれ
 
全国の銭湯を巡っていたマニアであり、大学では銭湯サークルを立ち上げた。
学生時代にアルバイトをしていた京都の銭湯、梅湯が廃業すると聞いて、
アパレル会社に勤める会社員であったが、勢いで自分がやりますと
2015年5月に24歳で経営を引き継いだ。
始めて1年は、お客さんも増えず、老朽化した設備の故障や
クレーム客とのトラブルを抱え、自宅にも帰れない日々を送るが、
辞める前にやりたいことをやろうと、ライブイベントなど、様々な企画を立ち上げ、
SNSで発信すると、評判を呼び、メディア取材も殺到、若い客層が増えていった。
梅湯が軌道に乗ると、「銭湯を日本から消さない」という目標を具体化するために、
複数の銭湯の経営に乗り出した。