1984年福井県生まれ。
2009年、自ら経営する会社が倒産し路上の画家に。2017年6月 “アグボグブロシー”を訪れ、アートの力を使って、の現状を世界へ発信していくことを決意。2018年にはスラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。2019年8月スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立。またその時の滞在の様子は、エミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star ”として制作され、アメリカのドキュメンタリー映画アワードImpact Docs Awardで優秀賞4部門受賞。
壊れた電気・電子機器を使いアート作品を作る長坂。その思いは「アートを通じて、文化の提供・経済・環境保全の観点からサスティナブルな社会を作りたい」からだ。
材料となっているのは、世界中からガーナ共和国に集められた「世界最大の電子ゴミの墓場」アグボグブロシーの廃棄物。
アグボグブロシーは、広さ、東京ドーム30個以上。ガーナ共和億の貧困層の人々は、そこで集めた電子機器を燃やして、中に残った金属を売り生計を立てている。しかし、その作業で有害なガスを吸い、がんにかかったり、引火してやけどをするなど、命を危険にさらしている。
そこで長坂は、こうした劣悪な環境から、彼らを守るためガスマスクを送るなど作品の収益
を還元している。他にも子どもたちが無償で学べる学校も設立。英語や数学のほか、アート
や環境問題の授業も行っている。そして2030年までには有害なガスを全部カットできるリ
サイクル工場を造り、健全で健康な雇用を生んで、持続可能な経済を回していくことを目標
にしている。
ながさか まご
1984年福井県生まれ。
2009年、自ら経営する会社が倒産し路上の画家に。2017年6月 “アグボグブロシー”を訪れ、アートの力を使って、の現状を世界へ発信していくことを決意。2018年にはスラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。2019年8月スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立。またその時の滞在の様子は、エミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star ”として制作され、アメリカのドキュメンタリー映画アワードImpact Docs Awardで優秀賞4部門受賞。