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#278

沢木恵太 株式会社OKAN 代表取締役 CEO

働き方が大きく変わる今、企業にとっての悩みの一つが「従業員の離職」。
この悩みを、沢木は「食」で解決に挑む。
従業員の食生活を、企業の福利厚生として向上させることがメリットになると説く。
そこで生まれたのが、オフィスでのお惣菜サービス。
いつでも食べられるように、専用の冷蔵庫とボックスを設置。
まるで“おふくろの手料理”を彷彿とさせるお惣菜が入っている。
従業員は1品100円で購入が可能。メニューも毎月20種類ほどもある。
安くて美味しい工夫はもちろん、原材料や食品添加物にも厳しい基準を設けている。
従業員が健康に働きつづけられることが第一の目的だ。
さらに最近はテレワークを採用する企業が増えたことで、新サービスの“オフィスおかん仕送り便”もスタート。テレワーク中の従業員の自宅へお惣菜を配送。離れていても会社との繋がりが深められると評判だ。
日本が間もなく迎える高齢化社会では、福利厚生の変革ができる企業こそ、その先も生き残っていけると沢木は感じている。

さわき けいた

1985年長野県茅野市生まれ、中央大学商学部卒。
フランチャイズ支援および経営コンサルティングを行う一部上場企業にて新規事業開発。
ベンチャー企業でゲームプロデューサー兼事業責任者を経て、EdTech領域のスタートアップに初期メンバーとして参画。
その後、2012年12月に株式会社OKANを設立。「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッションに、
2014年3月、ぷち社食サービス「オフィスおかん」を。2019年7⽉、⼈材定着のための組織改善サービス「ハイジ」の提供を開始した。
人材不足が深刻である日本における企業課題と社会課題の解決に取り組み、「働きつづけられる」社会を実現することを目指す。