バックナンバー

#216

織田友理子 バリアフリー地図アプリ開発者 一般社団法人WheeLog!代表

自らも遠位型ミオパチーという難病を患い車椅子生活を送る織田。
車椅子ユーザーの視点から、実体験に基づいた真に役立つバリアフリー情報を提供するべく、グーグルマップ上に世界中どこからでも情報を投稿できる車椅子ユーザー用の地図アプリ「WheeLog!」を開発した。
誰でも無料で登録でき、コメント欄で利用者同士が情報交換できるこのアプリを通じて、健常者と障がい者の垣根のないコミュニケーションが生まれ、新たなコミュニティが立ち上がり始めている。
WheeLog!を通して、織田が実現したいバリアフリー社会とは。

おだ ゆりこ

1980年千葉県出身 
2002年、大学4年生の時に遠位型ミオパチーと診断される。
2008年、遠位型ミオパチー患者会発足に発起人の一人として参加。
2013年からNPO法人PADM(遠位型ミオパチー患者会)代表代行。
2015年に同法人代表に就任。難病や新薬開発制度の問題に取り組む。
また、2014年からはバリアフリー情報動画「車椅子ウォーカー」を配信。
自ら国内外のバリアフリー状況を調査しながら、車椅子で行ける場所の情報を精力的に提供している。
2015年「みんなでつくるバリアフリーマップ」がGoogleインパクトチャレンジでグランプリを受賞し、WheeLog!が実現した。