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#161

鈴木静 本家長門屋6代目若女将

福島県会津若松で170年続く和菓子の老舗の6代目若女将として、次々とアタラシイ和菓子を作り出している鈴木。一切れ切るごとに絵柄が変わって行く美しい羊羹や可愛らしい形の和三盆に棒をつけたシュガーマドラーなど伝統的な和菓子にアレンジを加えて、現代の生活に合った新たな楽しみ方を提案する。

東日本大震災後の経験をきっかけに生まれたというアタラシイ和菓子は食べる人々に笑顔をもたらし、故郷への思いを呼び覚ます。
鈴木が和菓子作りに託した思いとは…。

すずき しずか

1981年生まれ 福島県会津若松出身
学習院大学在学時に家業を継ぐことを決め、退学して帰郷。
職人修行をしながら和菓子作りを学ぶ。
2009年の結婚を機に、ご主人が長門屋に入って職人に転身。
静さんは店での接客と和菓子の企画開発に携わる。
2016年にご主人が長門屋の6代目を継承し、6代目若女将となる。